ジェフ・ベゾス 果てなき野望〜the everything store〜
ベゾス公認のベゾス&Amazon本。
ずっと一つの信念を持ち続けることの強さと同時に難しさを再確認させてくれて、プラットフォームになることの強さもわかる1冊。
基本的には、いろんなこと(every thing storeにふさわしい)に挑戦して、失敗したら撤退、。
上手くできて、競合相手が出てきた場合には、赤字覚悟、倫理的な問題はほとんど無視して徹底的にやりきる。弱ったところで買収。
顧客第一主義っていう言葉を免罪符にして。
基本はこの繰り返し。
ぶれない。
社員もぶれさせない。
こんなでかい会社は、丁寧綿密な計画で成長した会社と思いきや。
最初は(今も?)組織として無茶苦茶で、反射神経の勝負。
すごい流動的で、いいと思ったらすぐ・徹底的にやるという…トップがすごい力と考えを持ってないとこうはならないとは思うけど、気持ち決めて、やり続ければ…っていう期待を自分に持てる一冊。
ベゾスとは?
Amazonとは?
っていうことに収まらない1冊だと。
(問題はwritten by Englishも買ったけど、長いし…)
「我々は正真正銘、顧客第一ですし、正真正銘、長期的です。また、正真正銘、創意工夫を重視しています。ほとんどの会社は違います。顧客ではなく、ライバル企業のことばかり気にします。2年から3年でリターンが得られることばかりやりがりますし、2〜3年でうまくいかなければほかのことを始めます。新しいことを発明するより、誰かの発明をまねするほうを好みます。そのほうが安全だからです。これがアマゾンが他社と違う理由であり、アマゾンの実態です。この3要素をすべて備えている企業はほとんどないのです。」