脳内整理Blog 〜Shota Hisahiro〜

読書×海外×食物

宗教について。〜with religion〜

宗教に関して結論から言うと、

人間なにかしらの宗教を信仰してるというのが僕の意見。

 

 

日本にいると、宗教と言えば、キリスト教イスラム教、仏教といった宗教よりも、

創価学会や、幸福の科学って言ったちょっとマイナスのイメージのあるものや、

Amwayとかのマルチ商法と言われてるものとか…

まぁどちらにしろ完全にマイナスな意味で耳にすることが多い。ってかほとんどかな。

 

で、今はインドで。そして少し前は香港で、宗教について考える機会があったんで書いてみようかなと。

 

まず、冒頭に書いたように、僕は誰しも何かしらの宗教を信じてるっていうのが基本スタンス。

そこでなにを信じてるの?って言われてもすぐ出てこないのが悲しいけど。

例えば、僕は読書好きで、旅行好きで、サッカー好きで。

例えば、読書だったり旅行やサッカーを否定されると、悲しくなるし、多分ムキになってそのよさを語ったりするのかな。普段は普通にこれらは自分にとって正で、自分のそばに存在していることが普通で、当たり前で。これってある種の宗教みたいなものかなと。

 

ジャニーズだったり、AKBだったり…っていうのは極端な例だとしても、

コンサート会場、スポーツイベント、観光地みたいに人がたくさん集まるところ。

誰か特定の人物だったり、その空間自体が神聖化されたような状態に普通になってる。

 

普段の生活の中でも、TVで誰か素敵な人が出てきたときや、この店は素敵な物が売ってるんだよねってことだったり、あそこの公園は素敵な場所だよねっていうところまで。

 

これって特定宗教観や神を信じていないとしても、

日常、何かしら心の支えと言うか、意識しないまでもそういう存在に囲まれてるんじゃないのかなっていうことで。一種のアニミズム的な感じかな。


自分を信じてるっていうのも全然ありだと思う。

っていうか僕も結構そういう立場かな。

 

 

 

 

3ヶ月ぐらい前に。

香港の公園で読書してたときに、キリスト教徒の高校生2人に話しかけられて。

3時間ぐらい英語で宗教について話してて、面白かったんだけど、

最後らへんで、「じゃあ、なんのために生きてるの?」って聞いたら、

即答で、2人とも声を揃えて、「神のため」って答えられたときには、

あまりに衝撃的すぎて、何回も聞き直したけど、何度も真面目な顔で「神様のため」「イエス・キリストのため」って。そういうものなんだなと。

話しを続けることはできず。

 

インドでは、そういった具体的な話しではないけど、

普通のスーパーでは、牛も豚も売ってないし、道ばたに牛も豚も歩き回ってるし、ターバン巻いてひげを生やしてっていう人もそこら中にいるし、すっごいスラム街みたいなところにも立派な寺院みたいなのがあるし…なんか日頃から宗教ってものをほんとに具体化して見える生活を送ってる。

 

 

で、最近思うのは、こういった具体的な神様の信仰っていうのは、貧しかったり、恵まれてないことへの言い訳になりかねないってこと。

これに関しては、ほんと最近思い始めたことで、あんまり整理がついてないことやけど、宗教=思考停止、神様の教えでは…とか、全ては神様が考えたことで…とか…

 

勝手な想像でしかないけど、1つの神を信じるという世界のスタンダードとはかけ離れた考え方かもしれないけど。

僕は、日頃日常なにかしら、1つではないものを信仰してるのかなと思うのが今現在の自分の宗教観

明日には変わってるかもしれないけどね。

 

うん、宗教って絶対一言では言い表せないし、一生かかってもいろんな宗教のことをマスターできないだろうけど、少しずつでも学んでいけたら面白い、奥が深いものですね。まだ欧米の宗教観にも触れたことがない時点でこれだからね。

今後どういう方向に向かうことやら。

 

そして、全く違う環境で育ってきた人からそういう話しを聞くのも面白いし。

日本では宗教の話しをするのは、タブー視されてるけど、こういう話しもできたら、絶対世界観広がると思うけどなー。時間の無駄になる恐れも多々あるけど。

 

とか言いながら、宗教関係の本、これしか読んでなかった…

 

 

 

結論としては、

宗教って面白いよね。多分。ってことで。

 

 

でわーん。