「僕らはまだ、世界を1ミリも知らない」って言ってみたい。
天神(福岡)のTSUTAYAでの展開っぷり。
太田英基氏( @mohideki )著。
って言っても、知らないって方はググってください。
(世界一周から、日本人の英語力不足、英会話の重要さを痛感して、
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前作「日本がヤバいではなく、世界がオモシロイから僕らは動く。」
に引き続き、優しい感じで海外への刺激をかき立ててくれます。
内容的には、著者が2年間で行った、世界一周の旅行記。
って言うと、「ふ〜ん」って感じになっちゃうけど、
目的を持って、その視点を持ったまま、2年間を続けると、こうも興味深くなるのかと。
場所じゃなく、人を軸に周り続けると、こうも旅は興味深くなるのかと思わせてくれた本。
多分、書けば膨らむ話はそれこそ書ききれないくらいあっただろうけど、本当に最小限にまとめてくれてる。
僕自身も、海外でも国内でも、
そこで会った人、会話した数少ない人がその国・地域の全てになってると思います。
香港ではすごく格差を感じたし、
インドでは本当に人のことを考えてくれる人が多いなーとか、
屋久島でもおじさん達に助けられたし。
…逆に、英語が日常会話程度もできないころに行った海外では、特に「人」の印象が残ってない。
これってほんともったいないと思うし、やっぱり「言葉」「会話」って大事なんだなと。
僕はありがたいことに3ヶ月香港で英語を勉強する機会をもらったけど、
太田さんはフィリピンで。元々は本当に英語ができなかったそうです。
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やりたいことを決めること。
そこから手段を考えるという思考の流れもこの方から学べること。
そして、この本からは、ちょっと本筋からズレてるかもしれないけど、
[目標を持って、それを忘れず継続すると、なにかに繋がる。]的なことを。
他の分野にも言えることだと思うので、そこは忘れずに。
そして、これだけ世界を知ってるっぽい人でも、
「僕らはまだ、世界を1ミリも知らない」
って言い切れる潔さ、また海外に出たくなりました。
海外に行きたい人、
海外に最近関わってないなー懐かしいなーって人、
海外とかどうでもいいなーとか人でも楽しめると思います。
でわーん。